WordPressのサイトを移転しました

WordPressで作成したサイトを移転させました。

長年利用してきたXREAサーバが最近トラブル続きで、運用に支障をきたすようになり、ついに他社サーバーに移転することにしました。

XREAサーバーからminibirdに引っ越す

XREAサーバーは価格も年間2千円程度で、ドメイン取得も便利で長い間利用していたのですが、WordPressを複数運用していくうちにいろいろと障害が発生して

サポートに対する不満もあり、今回引越しを決断しました。

WordPressのサイトを移転：問題点

いざサイトを移転しようとしたところ、大きな問題がありました。

サイトの中味が肥大化していて、XML変換すると５MBを越すことがわかったのです。

対策としては、データーを整理してダイエットさせて、なんとか３MB以内にするしかありません。

なぜかというと簡単にデーターを移転させるには、WordPress Importerというプラグインを利用して行うのが一番楽だからです。

SQLのダンプリストを抽出してデーターベースに送り込むというやりかたもありますが、途中でエラーになった時ものすごい労力を取られますのでやめたほうがいいです。

なんとか３MB以内にダイエットさせることに成功していよいよ移転作業に入ります。

WordPressのサイトを移転：手順

まずこれまで利用していたサイトから必要最低限のデーターをコピーして保存しておきます。

保存するデーターは、アップロード画像、WordPressテーマ、WordPressプラグイン とWordPressの設定データーです。

XMLをインポートする方法を利用すると、投稿・固定ページ・カスタム投稿タイプの記事を移転先のサイトに簡単に移すことができます。記事に設定したカテゴリーやタグも移せますので後の作業が非常に楽になります。

関係するディレクトリ

画像が格納されているディレクトリは    /wp-content/uploads/と
テーマが格納されているディレクトリ     /wp-content/themes/abc（テーマの名前）/です。

移転先のサイトにWordPressを新規インストールし、FTPソフトなどを用いて自分のPCにダウンロードしておいたデータを移転先のサイトにコピーしていきます。

新規に作成するディレクトリは移転前のディレクトリ構造と全く同じにする必要があります。

パーマリンク設定は、必ず移転元と同じ設定にする必要があります。

データーの取り出し方

現在のWordPressからXML形式でエクスポートします。

エクスポートする対象は「全てのコンテンツ」を選択すると、全ての記事データが出力されます。

管理画面の場所は WordPress管理画面 ＞ ツール ＞ エクスポートから行います。

データーの取り込み方

移転先のWordPressにXMLをインポートします。

エクスポートしたXMLデータをプラグインを利用してWordPressにインポートします。WordPress Importerというプラグインを利用して行います。

WordPress管理画面 ＞ ツール ＞ インポートから行います。

XMLファイルを指定して、記事の投稿者を指定、添付ファイルのインポートにチェックを入れて「Submit」ボタンをクリックします。これでデータに問題が無ければ記事データが取り込まれます。

URLや画像のパスに変更がある場合は、XMLファイルをテキストエディタで直接編集します。

次に移転先の minibird の具体的な操作を説明していきます。